高島平での生き方が これからの日本のモデルになるように… 合同会社 ユア・ランド

理念と考え方 [Corporate Philosophy]

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    私ども 合同会社 ユア・ランドは、高島平住民ネットワークを背景に誕生しました。

    その活動範囲は、高齢化問題への取り組み、高齢者・主婦・障がい者等の雇用開発、地域経済の活性化、健康的生活の実現、多世代間コミュニケーションの醸成、地域環境の整備、文化創造活動など、誰もが暮らし心地の良い地域社会の実現を理想としています。

    地域住民の方々はもとより、高島平の暮らしを支える事業会社および店舗等、ヒト・モノ・コトといった地域の財産を生かし、一体感を創出し、全ての方々の暮らしのサポートを目指しています。

    新しい暮らし方・生き方を皆で考え、それを実現することで、高島平での生き方がこれからの日本のモデルとなるよう、合同会社 ユア・ランドは活動してまいります。

ユア・ランド 三つの柱 

・あらゆるものに対して “謙虚” に向き合う。


・発想と行動の根幹に “哲学” を置く。


・“文化” に最大限の敬意を払う。

代表挨拶

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    高島平 (東京都板橋区) は、その時代の日本の“今”を最も象徴している街のひとつです。
    高度成長期の日本に合わせるように、この地に当時 “東洋一のマンモス団地” として 「高島平団地」 が誕生したのが1972年。
    その団地が “経済成長の歪み” に疲れた人の自殺の場として一時は有名になり、そして今では、日本の超高齢化の最も進んだ団地と変わっていきました。

    その間に日本経済はかつての勢いを失い、若い人にも第二の人生を歩む人にも “夢” を描けなくなった国になったと、言っても過言ではないと思います。
    私たちユア・ランドの中心メンバーは、「高島平再生プロジェクト」 を始め、地元の地域活性活動に携わる中で、高齢化、医療、介護、教育、育児、行政等の様々な現実を、日本の問題の縮図として見てきました。
    その中でも、特に高齢化問題の対応は、従来のあり方では単に “生かす” だけの、医療技術やビジネス中心の発想で、人間の尊厳を否定し兼ねない、重要な問題だと考えます。

    戦後、アメリカからあらゆる物資の支援と、イデオロギーの思想支援まで受けました。そのアメリカでは、80歳を超えても起業する人が多くいると、聞いたことがあります。日本とは大きな違いです。
    人間が “生きる” とは本来どういうことか、日本は今、自国の精神文化も糧にもう一度世界から “生きる” ことを、学び直す時期に来ているのではないかと思います。

    私たちはこれからの社会における豊かさとは何かを求め、みなさんと一緒に考え、みなさんと企画立案をして、社会に発信していきたいと思います。

    ユア・ランドは自社の利益を追求するための会社ではありません。私たちの理念に共感し、参加していただける団体・企業と一緒に、社会に “文化的利益” と “文明的利益” をバランス良く循環させ、“精神” と “物質” 両面による真の社会繁栄と、世界共存を目指す有限責任法人です。

    そのために、最も価値を置くことは、社会制度から物造りまで、あらゆることに “哲学” を持つことです。
    そして、施策の根幹をなすのが、“文化” の尊重と活用だと考えます。

    私たちの小さな一歩が、世界に誇れる日本への一歩になること目指し、有志一同共に歩む所存です。


    2012年4月5日 合同会社ユア・ランド代表 高島芳美